口の中、あご、顔面とその周辺の外科的な治療です。 具体的には親知らずなどの難しい抜歯、交通事故や スポーツなどによる外傷、内科的疾患、先天性疾患などがあります。 重篤な炎症や外傷、疾患の場合は専門病院を紹介いたします。
親知らずとは名前の由来はいくつかありますが、赤ちゃんの生え始めと違い、 多くの場合、親元を離れてから、生え始めるため(平均生え始め:男性19歳11ヵ月 女性21歳) 親が歯の生え始めを知る事がない歯という事で親知らずと呼ばれているそうです。 この親知らずはきれいに生えていたり、完全に骨に埋まっていたりなど、悪影響のない場合は 抜歯する必要もない事もあります。しかし日本人の場合は顎が比較的小さいため、 下の親知らずは変な生え方をしてしまう人が多いのです。 例えば右のレントゲンにあるように真横に生えている場合は手前の歯を押したり、 手前の歯との間が汚れ(プラーク)の溜まり場になります。歯ブラシも届きにくい為、 手前の歯も虫歯になります。 その虫歯が進行していくと手前の歯も抜歯となることもあり、このような場合は早いうちに 親知らずの抜歯を考えた方がよいでしょう。抜歯をする際は、歯ぐきの切開や骨の切除が必要になり 術後に腫れや痛みを伴いますが、長い目で見ると抜歯をおすすめします。 特に女性の場合、妊娠中に親知らずが腫れると、手術が出来なかったり 薬の制限もあり、つらい思いをする患者さんもいらっしゃいます。 当院では口腔外科を専門とする歯科医師も在籍しており、通常当院で抜歯可能です。 九州中央病院、九州大学病院の口腔外科とも提携しております。